2021年10月31日水道代の平均額は?世帯人数別・エリア別の費用目安と節水のポイント

家計の見直しを考えたとき、光熱費と併せて検討したいのが上下水道料金です。生活費に占める割合は決して大きいとは言えませんが、毎日使うものだけに、家族が増えるほど見逃せない金額に。もしかしてわが家は水道代が高いかもと感じていたなら、この機会にしっかり確認してみましょう。ここでは、水道料金の計算式や平均額、上手に節水して、環境にやさしく、水道代も節約できる方法を紹介していきます。

水道代の平均額はどのくらい?

全世帯の水道代平均額は1カ月当たり4000円ほど。水道代の内訳は、上水道の料金(基本料金+従量料金)、下水道料金、消費税となっています。

●水道代の計算方法

水道料金は、上水道の料金(基本料金+従量料金)、下水道料金、消費税から成り立っています。
「基本料金」は、水道を契約している限り必ずかかる料金で、水道メーターの口径ごとに金額が決まっています。ある一定量までの水道使用量が含まれているのが一般的です。
「従量料金」は、使用した水の量に応じてかかる料金です。「基本料金」に含まれる水量を超えた分から、使用量に応じて算出されます。使用量が多くなるほど単価が上がっていきます。
「下水道料金」は、上水道の使用水量を汚水排出量とみなして計算されます。下水道のない地域では、請求されません。
基本的に2カ月に一度検針と請求が行われ、支払い方法には、口座引き落としや請求書支払い、クレジットカード払い(一部の水道局)などがあります。

●水道代の計算例

東京都水道局の料金表を例に見てみましょう。
一般家庭では、おおむね13ミリか20ミリの口径を使用していますので、ここでは20ミリとします。
1カ月の水道使用量を10立法メートルとした場合、「基本料金」が1170円、「従量料金」は6~10立法メートルまでは22円/1立法メートルですから110円。
つまり、この月の上水道料金は1280円(+消費税128円)。
さらに、下水道料金は8立法メートルまでは560円、9~20立法メートルまでは110円/1立法メートルですから、プラス220円で780円(+消費税78円)。
合計で1カ月2266円となります。
水道料金は、基本的に2カ月ごとの請求なので、翌月も10立法メートルの使用量だとすると、2266円×2カ月=4532円の請求となる計算です。
ちなみに、水道は自治体が管理しているため、電気代やガス代と異なり、地域ごとに料金設定が異なります。

●水道代の平均額(世帯別)

わが家の水道代は多いの? 少ないの? 総務省の家計調査(2018年)によれば、世帯ごとの1カ月当たり水道料金の全国平均は、総世帯平均で4131円。単身世帯では2142円、二人以上の世帯では5104円となっています。
ファミリーの場合、2カ月で8000~10000円程度であれば、平均的な金額と言えそうです。

※月平均の数字は年間平均を12で割った数字

●水道代の平均額(地域別)

一方、地域ごとの平均はどうでしょうか。
同じく総務省の家計調査(2018年)によれば、エリアごとの水道料金の平均は以下の通り。東北や北陸で、金額が高くなる傾向が見られます。
ちなみに、水道料金は地域ごとに料金が異なりますが、2016年の調査では、最も水道料金が高かった地域は、北海道夕張市6841円、安かったのは兵庫県赤穂市853円で8倍もの差がありました(日本水道協会 平成28年4月1日 家庭用20立法メートル当たり)。
自分の住んでいるエリアの平均と比べて、わが家の水道料金はいかがですか。

※月平均の数字は年間平均を12で割った数字

水道代を抑えるポイント

まずは普段の生活の中で、自分の水の使い方の傾向を確認。生活の中で、どれくらいの量の水を使っているのかを数字で見える化すれば、改善の方向性も明確に。

●水道の利用傾向を把握する

自分が何に水を多く使っているのか? 水道の利用傾向を把握しましょう。どこを改善すれば良いのかが明確になります。
まずは、全体の使用量を見てみましょう。東京都水道局の行なった調査では、世帯人員別の1カ月当たり平均使用水量は以下の通り。
三人世帯であれば、20.4立法メートルです。水を使いすぎてはいないか、検針票に記されている水道使用量をチェックしましょう。
用途別では、1位がお風呂40%、2位がトイレ21%、3位が炊事18%、4位が洗濯15%、5位が洗面・そのほかで6%となっています(東京都水道局 平成27年度)。
季節ごとでは、以前は冬場よりも夏場に使用が増える傾向がありましたが、最近ではそれほど差がなくなってきているそう。日頃の生活の中で節水を心掛けることが、水道代の節約につながる近道です。

●節水コマで流量を調整する

普段の生活シーンでどれくらいの水を使っているのか、知っていますか? 例えば、シャワーを3分間使うと約36リットル、食器洗いで5分間流すと約60リットルです。
食器洗いで使う水の量が半分になれば、30リットル×30日で900リットルの節水。1立法メートルは換算すると1000リットルなので、約1立法メートル分の節約ができることになりますね。
そこで、水の流出量を調節する簡単な方法として、水道局で配布している節水コマがあります。一般用蛇口(13ミリの単水栓)に取り付けることで、蛇口の開度によっては最大50%の節水効果があるそうです。

●家電を買い替えることも検討する

また、最近では少ない水で洗うことのできる洗濯機や食洗機、節水機能を備えたトイレやシャワーなどの住宅設備もそろっています。
例えば洗濯機。洗濯容量10kgの縦型洗濯機では1回に100リットルほどの水を使いますが、ドラム式洗濯機では70~80リットル。また昔のトイレは、1回の洗浄に10リットル以上の水を使用していましたが、最新のトイレでは3~5リットルです。
古い家電・設備を使い続けるよりも、新しく買い替えた方が、水道代が節約できる可能性があります。

●水漏れに注意

急に水道料金が上がった場合は、水漏れの可能性があります。
いつもは数千円の料金が、数万円になることもあるそうなので、水漏れで焦らないよう、定期的に水道メーターを確認しておきたいもの。
メーターに付いているパイロットという部品が回転しているときは、水が流れていることを示しています。水道を使っていないのに、パイロットが回転していたら要注意です。

【用途別】水道代を下げるコツ

シャワーや水の流しっぱなしなど、生活の中で無意識にやっていることから見直しましょう。家事のちょっとした手順の工夫で、かなりの節水効果が見込めます。

●炊事

調理器具や食器を洗うとき、つい流しっぱなしにしがちです。流しながら洗うのではなく、まずは洗剤で汚れを落とし、まとめてすすぐよう手順を変えてみましょう。
ただ、実は食器洗いの時間の多くは、洗剤の泡をすすぐことにかかっていて、水もたくさん使っています。なので、例えば「洗剤不要のスポンジ」などの便利グッズを活用すれば、時短につながるだけでなく、すすぐ際に使う水の量も一気に減らせるでしょう。

●洗濯

節水の定番といえば、お風呂の残り湯の再利用です。残り湯はにおいが気になるという人は、すすぎを水道水にしてみては。
また少量をこまめに洗濯するより、ある程度まとめて洗うと無駄がありません。すすぎが少なくて済む洗剤を使うのも有効。
思い切って、節水型の洗濯機に買い替えるのもおすすめです。

●トイレ

水を流すとき、いつも「大」で流していませんか。トイレでは、「大」と「小」をしっかり使い分けることが節水につながります。何となくしっかり流れない気がしている人も、最近のトイレは高性能ですから大丈夫。
一人が1日4~5回利用し、家族が増えるほど水の使用量が増える場所ですから、ぜひとも上手に節水したいところです。

●お風呂

まずは、シャワーの出しっぱなしをやめましょう。髪や体を洗うときは、都度シャワーを止めること。
寒い日にシャワーで体を温めるのではなく、浴槽にお湯をためましょう。15分シャワーを出しっぱなしにすると、充分浴槽にお湯がたまる水量になります。
節水シャワーヘッドには、これまでと使用感は変わらず、水量を減らせるものもあります。

引用:水道代の平均額は?世帯人数別・エリア別の費用目安と節水のポイント|へや学部|URくらしのカレッジ (ur-net.go.jp)

ガスや電気などのライフラインの値上がりが続いていますが、出来ることから始めて節約を心がけていきましょう!

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